今何ができるのか・・・
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今回の東北地方太平洋沖地震の発生から、今日(昨日)で2週間過ぎたのですが、
お亡くなりになった方の人数や、いまだに行方不明の方が多数いらっしゃることを毎日のニュースで見ては、本当に心を痛めております。
そして被災された方の避難所での生活の大変さ、不便さ、すぐ食べられるものがなく、1日1食しか食べられないこともあるという報道を見ては、なにも被害のなかった自分たちが、普通に生活していることを心苦しくも思います。
でも、だからこそ今、自分たちのできることをしよう!という思いでおります。
宮城県に住んでいる、兄の知人の方は、建物の被害はなかったものの、店に買い物に行っても十分な品物が入ってこなくて、食料に非常に困っているという話を聞きました。
牛乳、納豆、肉類などは、まったくないとのことでした。
兄家族が 送ってあげたい、ということで、運送会社に問い合わせたところ
やっと、一般の荷物の宅急便などの扱いが始まったのですが、自宅までは届けられず、特定の場所まで荷物を受け取りに行かないといけない状況だそうです。
運送会社では、到着までに何日かかるかはわからない(はっきりいえない)ということでした。
だから、クール便などは扱っていないとのこと。
いくらなんでも、日本国内だし、せめて2、3日もあれば着くだろうと思い、苦肉の策でスチロールにドライアイスをいれて、牛乳や納豆などを送ったそうです。
先日ブログに書いたのですが、弊社の分譲住宅の1棟を 被災された方に無償で使っていただければということで、市の方にお伝えしたわけですが、
社長がこういう思いになったのは、もちろんテレビでの今回の状況を見て、、、ということもありますが、
2004年の新潟中越地震の時、地震発生から1週間たった頃、社長をはじめ社員でボランティアに行きました。
高速道路などは、ひび割れや、でこぼこしていたものの 何とか通れるようになっていて、現地へ車で入ることができました。
その時、手伝いに行った先の避難所での皆さんの 不安な気持ちや大変不便な避難生活を目の当たりにしました。
実際、まだ震度5くらいの余震もありました。
そして、私たちは1階が押しつぶされた家、傾いた家や電柱をたくさん すぐ近くで見て、まさに背筋が凍る思いをしました。
そういう状況をみてきたこともあり、今回も、少しでも役立てればと、いう思いから 住宅の提供をさせて頂くことになりました。
被災された方たちが、平和に暮らせる日がいつになったら来るのかわかりませんが、一日でも早く復興できるよう、これからも自分達の出来る形で応援していきたいと思っています。